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【学生団体】「ウラ学同好会」が(有)泉利昆布を取材しました!


泉利昆布海産 写真1

 高知大学にある地域と学生活動を結び付ける「コラボレーション・サポート・パーク」が、学生活動を支援する「コラボ考房プロジェクト」を2013年に卒業した学生団体「ウラ学同好会」の活動をご紹介します。
 「ウラ学同好会」は、企業のウラ側を探りその隠れた企業努力や魅力をレポートする活動を続けています。
 その成果は高知ケーブルテレビを始めとする高知県内外のケーブルテレビでも放送されています。
 今回は、創業明治元年という歴史を持つ「有限会社泉利昆布海産」の手削りおぼろ昆布作りのウラ側を取材するために、高知県西部にある宿毛工業団地を訪問しました。
 番組構成を担当した学生の感想をご覧ください。


<人文学部 3年 稲垣直也>
 「泉利昆布海産」は、長い昆布を職人の手削りによって白板昆布やおぼろ昆布に仕上げており、こだわりの商品としています。今回は、職人の加工によって国内だけでなく海外にも販路を広げつつある宿毛市平田町の「泉利昆布海産」のウラを探るため、5月から幾度か取材し、9月半ごろに撮影を行いました。
 私は去年の12月にウラ学同好会に入会し、番組作りの流れもあまりよくわからないまま、番組構成表担当となり、どのような段取りで取材をするのかなど、不安でいっぱいでした。しかし、ウラ学のメンバーが構成表を作る際の助言等をしてくださり、悩みも払拭されました。また、高知ケーブルテレビの戸田道教さんも、親身になってアドバイスをしてくださり、周囲の方々に支えられながら、番組制作を進行することができました。
 反省点としては、構成表が独りよがりな文章になってしまい、何度も改稿しているうちに、9月に行う、撮影にも影響を及ぼし、ウラ学のメンバーや、先方にも迷惑をかけてしまったことが反省点です。
 今回の取材で、泉利昆布海産が昆布を薄く削るという技術は職人が長い年月をかけて築いたものであり、その技術は代々伝承されていることを知りました。番組制作をする上で学んだことは、人に伝えることの難しさです。自分では理解していても、いざ構成表を書くとなると、何が伝えたいのかがよくわからないなどの指摘をうけるなど、自分の伝える力の弱さを痛感しました。今回の反省を踏まえ、より視聴者に分かりやすい番組作りを実践し、ウラ学活動がより良いものになるように努めていきたいと思います。


写真2

写真3

コラボレーション・サポート・パーク