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【えんむすび隊】大川村ロゲイニング風競技のモニターに参加しました


競技中の風景

 ロゲイニングは、オーストラリア発祥の自然フィールドを活かしたゲームです。地図とコンパスなどを頼りに、制限時間内にできるだけ多くのチェックポイントを回り得点するスポーツです。大川村では、ロゲイニングをもとにホールアース自然学校が考案した“スポーツチームビルディング競技”を軸に、大川の自然を生かした企業研修などの誘致を構想しています。

 えんむすび隊の学生3名は、3月20日(土)に開催されたモニター大会に参加しました。3人ずつ6チームに分かれ、午前9時30分に競技スタート。チームごとに戦略を練り、2時間30分の制限時間内に歩いてチェックポイントを回ります。チェックポイントでは、面白スポットでの写真撮影や、大川村にちなんだクイズなどをクリアしなければ得点にはなりません。協力してチェックポイントを進むうちに、チームの結束力がどんどん高まってきます。全チームが制限時間内にゴールをしましたが、どのチームが優勝するかはその時点では分かりません。

 お昼に大川黒牛のお肉がたっぷり入ったカレーをいただいた後に、いよいよ結果発表。えんむすび隊の学生がいるチームが見事優勝しました。でも最下位も学生がいるチームでした。クイズの正解率と高得点のチェックポイント通過が勝負を分けていました。

 この後、ブラッシュアップワークショップでは、本大会の実現に向けてユニークなアイデアが出されていました。

ブラッシュアップワークショップ

学生の感想をご覧ください。

★人文学部3年男子
観光スポットではないところに足を運ばせるツールであるロゲイニング風競技。
なんでもない所に注目できるきっかけや観光客との観光客とのコミュニケーション、村の人との交流、人口の少ない村ならではのコミュニケーションの濃さといった欠点と捉えられるような点を活かして、この地域でしか体験できない利点に変える発想の転換の重要性を感じました。少し、自虐的な視点も役に立つのではないかと思い、ネガティブなアイディアでも受け入れる気持ちが進展へと繋がるのではないかと思いました。
 提案として、大川村の川に隔てられた地形を利用して2チーム対抗のゲームなどもできるのではないかと思いました。

チェックポイントで丸太と格闘

★農学部2年女子
 初めてロゲイニング風競技に参加して登山に似ていると感じました。小学校の遠足にも似ていて、子どもから大人まで老若男女を問わず楽しめる競技だと思いました。体力や読図の技術も必要ですが、チームメイトと協力することが勝利のコツかなと思いました。そういった意味では、人とのコミュニケーション力が重要なので、学校や会社ぐるみでやると仲が深まる活動として利用できると思います。
また自然とふれ合いながらの運動なので、ただスポーツをするだけでなく、地域の魅力を体感しながら楽しむことができる点が良いと思いました。ただ勝ち負けにこだわるスポーツではなく、人との交流や地域の良いところを味わえる競技は素敵だと思いました。

チェックポイントで記念撮影1 チェックポイントで記念撮影2

★人文学部4年男子
 今回は大川村でロゲイニング風競技に参加しました。ロゲイニングは聞きなれない競技ですが、それぞれのチェックポイントに行き、クイズ等に挑戦して得点を競うシンプルで分かり易いものでした。大川の名所に行ったり、地元の人とクイズの答えを考えたりして、とても楽しめました。
ロゲイニングをウリにしていこうと大川村では考えているようです。しかし大川独自の要素を入れられるかが重要であると思います。
そのためにどうすれば良いかということを午後は話し合いました。今回は地図を見ればチェックポイントがどこにあるか分かったのですが、もっと場所が伏せられていたりして地元の人に聞いていくようにすれば、地元の人との交流ができるのではないかと提案しました。

ありがとうございました

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