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【えんむすび隊】山芋まつりのお手伝い2017


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 12月10日日曜日、えんむすび隊は地域で愛され続けているイベント、山芋まつりのお手伝いのため安田町中山地区に行ってきました。

 安田町中山地区では、廃校跡を利用した安田町集落活動センターなかやまの取組みとして2014年から耕作放棄地での自然薯栽培を行っています。今年は天候などの影響で植え付けや収穫のお手伝いは出来ませんでしたが、その分蓄積したパワーでお祭りを盛りあげるお手伝いに全力で取り組みました。

 毎年恒例となっている「なかやま山芋まつり」では地域の方が丹精込めて育て上げたジネンジョや、地域のお母さん方が作った田舎寿司などの郷土料理などを販売しています。一年の集大成ともいえるこのイベントをさらに盛り上げるべく、学生団体「安田(あんた)の食応援隊」のメンバーとSUIJIメンバーも一緒にえんむすび隊として中山地区を訪れました。

 朝8時半ごろにえんむすび隊の学生を乗せたバスが到着すると、すでに地域の方や前入りしていた学生が会場の準備に取り掛かっていました。学生も荷物を置き、簡単な説明を受けた後、体育館内と外にわかれて準備のお手伝いに入りました。はじめは何をすればいいか分からず戸惑っていた学生も、地域の方から声を掛けていただき、商品を並べたり、荷物を運んだりと大忙し。自然と各ブースに分かれて入り、お手伝いをしていました。


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 会場では自然薯をはじめとした特産物や山芋汁、田舎寿司といった郷土料理の販売や自然薯重さ当てクイズ、来場者アンケート、体育館では小学生による踊りやゆるきゃらによるじゃんけん大会、豪華賞品が当たる抽選会などが行われました。

 続々といらっしゃるお客様が楽しそうにしている様子に地域の方はもちろん学生たちも寒さを忘れ楽しんでいる様子でした。


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 特にお客様の声を地域の方に届けたいと実施したアンケートでは高知市や南国市はもちろん、香川県や千葉県といった県外からのお客様がいらしていたことに驚くとともに中山地区が持つ魅力と可能性に目を輝かせていました。


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 お世話になった皆さま、ありがとうございました。
 以下に参加した学生の声の一部を紹介します。是非ご一読ください。

●人文学部社会経済学科 3年 女子
 今回えんむすび隊として活動する前日に、お手伝いのため安田町に来ました。前日から販売するものの準備を大人数で進めていて、準備する時間の方がお祭りを開催している時間よりもはるかに長いと気づきました。さらにもっと前から山芋を掘る等の準備をしているのだと聞き、準備はとても大変だと感じました。安田町は外国の学生が来ても快く受け入れてくれるので、学生も来やすいと思います。

●農林海洋科学部農林資源環境科学科 1年 女子
 夏にSUIJIで安田町の方々にお世話になったので、お手伝いしたいと思い参加しました。SUIJIで安田町に滞在していたときも地域の方々のつながりの強さを感じましたが、今回地域のイベントに参加させていただいて、なかやま地区が一体となっていて地域の結びつきを目に見えて感じることができてよかったです。

●人文社会科学部 1年 女子
 朝早くから準備を始めたとうかがって、本当にすごいなと思いました。つかれた表情を出していない点もすごいと思いました。一人でするのではなく、みんなで支え合い、お互いが助け合っていたことで効率よく仕事をこなせるということを学びました。また今日は地元の方々とお話しすることが出来て、色々なおもしろいお話や知識を教えていただきました。

●農林海洋科学部農芸化学科 2年 男子
 地域の人々とひとくくりにして接しているうちは、まだまだその地域に入り込めていなくて、個人を知り、親しくなって一人一人を見れるようになることが地域に入っていくことの醍醐味だと感じた。親切に接して下さる人もいれば、みんながそういうわけではないので、うまく付き合っていくことのおもしろさを知ることができた。


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