【コラボ考房プロジェクト】「高齢者の方と大学生をつなぐ機会を作りたい」学生団体『リボン』が初イベント『ハタチ会』を開催しました。

　11月15日(水)、高知大学朝倉キャンパス樗クラブで、コラボ考房プロジェクト学生団体「リボン」がデイサービスの高齢者の方を対象としたイベント「ハタチ会」を開催しました。

　この「ハタチ会」は「1日だけハタチになって楽しもう！」をコンセプトに企画されたイベントです。内容は、学生団体によるマジックショーやよさこい演舞、スペシャルゲストによる物まねショーや参加者へのメイクアップサービス、そしてファッションショーと盛りだくさん。またクライマックスには、彼女たちが実現を目指してきた企画であるシニアウェディングが実施されました。プロの方にメイクアップしていただき、ウェディングとタキシードに着替えた参加者の方が登場すると、樗クラブのテラスはとても華やかな雰囲気に包まれました。

　リボンにとっては、初めて自分たちで仕切るイベントとなりましたが、授業の合間に、みんなで手分けして準備に取り組んでいたようです。当日は手作りチャペルが風にあおられるなどハプニングもありましたが、機転を利かせて乗り切りました。今後の活動にも期待大です！

■人文社会科学部2年 女子
　シニア世代にもっと元気を与えたいという思いから始まった企画でしたが、なかなか難しく 悩む部分も多かったです。今回コラボで1年間やってきてたくさんの人に出会い、助けられてきました。これからは助けられた分、今以上に頑張っていきたいです。一人ひとりとの出会いを大切にし、シニア世代の笑顔を増やせられたらなと思いました。

■人文社会科学部2年 女子
　イベントの中で最も印象に残っているのは、会場に着いた直後はあまり乗り気ではなかったったお年寄りの方たちが、お化粧をしたり、かわいい小物を身に付けたりすることで表情がどんどん笑顔に変わっていった場面です。ファッションショーの際に感想を聞いてみると、みんなが「今日はありがとう」と言ってくれ、私たちも嬉しくなりました。こういった場面をこれからも増やしていけるような活動していきたいと思います。

■人文社会科学部2年 女子
　私たちがシニアの方に楽しんでもらいたいと始めたイベントでしたが逆に私たちが楽しませていただいた部分も多くあり、たくさんのことをシニアの方や地域の方々から学ばせていただきました。この経験を生かし自分たちがさらにたくさんの人に影響を与えられたらいいなと思いました。「ハタチ会」、色々なハプニングもあったけれど、たくさんの笑顔を見ることができ本当に良いものにできたと思います。

■人文社会科学部2年 女子
　これまでにいろんな地域のイベントに参加しその中でたくさんの人との繋がりができました。今回そのつながりを活用し、協力してもらいました。このことで今まで出会った人とのつながりの大切さを感じるとともに、多くの人に協力してもらうことではじめてイベントが実行できるということがわかりました。また、ハタチ会を通して課題や改善点があらわになり、予想外の出来事に柔軟に対応することの重要性を感じました。しかしながら、自分たちなりに試行錯誤し、大学生にしかできないイベントを行うことができたと思います。

■人文社会科学部2年 女子
　ゼロからイチにする活動ということで初めてイベントをするというのは想像を遥かに超えて難しかったです。代表として、地域の人を巻き込んでするイベントはプレッシャーでしたが、メンバーの支えや、コラボのサポートのおかげで無事終えることが出来ました。
　今、こうしてリボンが活動出来ていること、全ての皆さんに感謝気持ちでいっぱいです。