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【コラボ考房】ピアーズ〜わくかる〜in鴨田小学校


知育活動を通して子どもを笑顔に、高知を元気にする「Workshop Of Culture〜わくかる〜」プロジェクトを 実施しているコラボ考房プロジェクトチームピアーズのメンバーが、3月26日(木)に高知市の鴨田小学校児童クラブでワークショップを行いました。 
 その時の様子を人文学部4年生杉本さんが報告してくれました。
 ぜひご一読ください。

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 3/26 鴨田小学校第三児童クラブ

                                        人文学部社会経済学科4年 杉本早紀

春休みということで今まで数回お邪魔させていただいている鴨田小学校の第三児童クラブにワークショップをしに行きました。
今回のテーマは”お金”です。

欧米や西欧の先進国に比べて日本は投資より貯金が多く、お金の融通が上手く出来ていません。その背景には、それらの先進国では小学生の頃から株式などの金融の授業があり、お金に対する意識が小さい頃から育まれていることが挙げられます。

大学の経済学の授業でやったことがある貿易ゲームを簡単にしたものを小学生に行いました。

テーマがテーマだけに実際にやってみるまで上手くいくか不安でした。簡単にしたといっても難しかったので、上手くゲームの内容を理解し、向上心を持って参加してもらえるかという点で幾つか工夫をしました。お金の融通の説明に身近なキャラクターのイラストを用いたり、劇をしてイメージを持たせやすくしました。

ボランティアの学生の話や子供達の様子をみた感じだと、今回のゲームに対してどの班の子供達も、いかに他の班より稼ごうとするのか、上手く交渉するかなど3年生を中心に知恵を絞って意欲的になって取り組んでくれていたようでした。ゲーム進行中もわくかるメンバーの臨機応変なルール変更による理解度への対応にも助けられました。
どの班も多くのポイントを稼いで僅差で激しいゲーム結果となりました。最後にはお金の便利さや大切さについての話をして終了しました。お金に少しでも関心を向けてもらえるきっかけとなれば幸いです。

また今回は活動を複数回行ってきた児童クラブだったので、子供達からわくかるメンバーの顔や名前に覚えがあるといった声もありました。全くなかった小学生と大学生のつながりが築けていることも成果ですし、このつながりが子供達にいい影響になってほしいと感じました。

ワークショップの様子

説明を聞く小学生

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