COC事業の概要
高知大学インサイド・コミュニティ・システム(KICS)化事業
高知県の大学等のキャンパスは県中央部に集中しており、遠隔地域の詳細なニーズ収集や、地域との密な情報交換に基づく連携活動を行うことが困難な状況にあります。この状況を克服するため、高知県が県内7か所に設置する産業振興推進地域本部に高知大学サテライトオフィスを併設し、本学教員(UBC:University Block Coordinator)を常駐させ、産業振興推進地域本部に常駐する高知県地域産業振興監と共に活動することで、県と本学が一体となって隈なく地域と向き合い、地域と共に歩む役割を果たせる体制を構築します。
この体制を、高知大学が地域に入り込むというニュアンスを込めて、「高知大学インサイド・コミュニティ・システム(KICS: Kochi University Inside Community System)」と呼称します。
- 高知大学サテライトオフィス
高知県が県内7か所に設置する産業振興推進地域本部に併設し、KICS化事業の中核となる活動拠点です。
高知市地域:高知県産学官民連携センター
安芸地域:高知県安芸総合庁舎
嶺北地域:高知県中央東土木事務所本山事務所
幡多地域:高知県幡多総合庁舎
物部川地域:高知県香美農林合同庁舎
仁淀川地域:高知県土佐合同庁舎
高幡地域:高知県須崎総合庁舎
- 高知大学地域コーディネーター(UBC)
高知大学サテライトオフィスに常駐し、各地域から高知大学への橋渡し役です。
安芸地域担当:赤池UBC
高知市地域担当:大崎UBC
幡多地域担当:岡村UBC
嶺北地域担当:梶UBC
高知大学インサイド・コミュニティシステム KICS年報2014
地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)
本事業は、大学等が地域社会と連携し、全学的に地域を志向した教育・研究・地域貢献を進める「地域のための大学」として、全学的な教育カリキュラム・教育組織の改革を行いながら、地域の課題(ニーズ)と大学の資源(シーズ)の効果的なマッチングによる地域の課題解決、更には地域社会と大学が共同して課題を共有し、それを踏まえた地域振興策の立案・実施まで視野に入れた取組を進める。これにより、大学での学びを通して地域の課題等の認識を深め、解決に向けて主体的に行動できる人材を育成するとともに、大学のガバナンス改革や各大学の強みを活かした大学の機能別分化を推進し、地域再生・活性化の拠点となる大学(COC=Center of Community)を形成することを目的としている。
この事業目的に照らして特に優れた大学に対し文部科学省が重点的に支援(平成25年度開始)。
・高知大学:「高知大学インサイド・コミュニティ・システム(KICS: Kochi University Inside Community System)化事業」(平成25年度採択)
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